ジャイプル
ジャイプル市街
概要
ジャイプル(Jaipur)はデリーの南西260kmに位置する都市。
ジャイプルは、この地を治める藩王サワーイー・ジャイ・スィン2世が、ジャイプルから北東に11km離れたアンベールから1727年に遷都したことからはじまる。
現在の旧市街にあたる場所は、高さ6m、総延長10kmに及ぶ城壁に囲われている。
1876年にはヴィクトリア女王の息子であるアルバート王子がこの地を訪れた際、歓待の意味を込め建物をピンク色に近い赤みのかかった土色に塗ったことから、ピンクシティーと呼ばれるようになった。
王族はインド独立後の今日でも「シティーパレス」に居している。
ジャイプルへの行き方
ジャイプルから南に15kmの地点にあるサンーガネール空港が空の玄関。デリーから約1時間、ムンバイから約1時間30分。空港から市街中心までタクシーで30分、Rs280ほど。
ジャイプルマップ

風の宮殿
風の宮殿の概要
風の宮殿(Hawa Mahal)は、1799年に建てられた5階建ての建物である。
Hawa(ハワー)とは風と言う意味で、建物の通りの面に953の小窓があり、この小窓が風の循環を生み、暑い季節でも涼しさを保てる構造となっている。
風の宮殿はシティ・パレスの一部で、この地を治める王サワーイー・プラタープ・スィンによって建てられたものである。
観光データ
祝日
9:00~17:00
Rs50
シティ・パレス
シティ・パレスの概要
シティ・パレス(City Palace)は1726年にこの地を治めるマハラジャ(藩王)のサワーイ・ジャイ・スィン2世よって建設された宮殿。
マハラジャの子孫は現在でもここに住んでいるが、一部は博物館として公開されている。
観光データ
祝日
9:30~16:30
Rs300 ビデオ持ち込み料Rs200
ジャンタル・マンタル(天文台)
ジャンタル・マンタルの概要
ジャンタル・マンタル(Jantar Mantar)は、1734年にマハラジャ(藩王)のサワーイ・ジャイ・スィン2世よって建設された天文台である。サワーイ・ジャイ・スィン2世は天文学の造詣が深く、インド各地に5ヶ所の天文台を建設したが、ジャイプルのものが最大である。天文台にある日時計や観測儀は、レンガと大理石、真鍮などで作られており、現在でも動いている。
観光データ
祝日
9:00~17:00
Rs100
アンベール城
アンベール城の概要
アンベール城(Amber Palace)はジャイプルから北東11kmにある城塞。ラージャー・マン・スィンにより1592年から築城された。この地はジャイプルに遷都されるまでのアンベール王国の首都であった。
城は小高い丘に築かれており、歩いて昇ることもできるが、象のタクシーが有名である。
観光データ
祝日
8:00~18:00
Rs150
