旅行記-4日目-
4日目(2010年8月13日)
この日はデリー市内観光である。少しゆっくり起床し朝食を取ってからホテルを出る。この日は特にツアーなどを予約していなかったので、タクシーやリクシャーが集まるニューデリー駅に行ってみることにする。ニューデリー駅の敷地に入ろうとすると、いかがわしそうなオヤジに行く手を阻まれる。そして、デリーを観光をするならインド政府観光局(DTTDC)でツアーを組んだほうがいいという。最初ににオチを言っておくと、帰国してから「地球の歩き方」を読み返すと、ニューデリー駅近辺で客引きしているのはDTTDCを語るニセの旅行業者で、だまされる日本人が多いとの注意を喚起した文が掲載されていた...。つまり、私もその一人になってしまったのだ...。
閑話休題、ここで専用車でのデリー1日のツアーを申し込む。入場料等込みでRs4,100。¥8,000とRs100で支払う。ちなみに、旅行会社の人は日本語がぺらぺら。
すぐにドライバーの人が呼ばれ車で、移動を開始する。先ずはフマユーン廟。駐車場に車を止めるとRs500を渡されこれで入場券を買えと言われる。確かにツアーは入場料込みなので間違っていないのだが、なんかおかしい...。そして、見学時間は2時間と言われる。長すぎないか...。
気を取り直し、フマユーン廟を見学する。しかし暑い...。この日の気温はは37℃。汗が滝のように流れる。ゆっくりゆっくりと回って1時間15分。時間はまだあるが、この暑さ...。とりあえず、駐車場に戻ってみるとドライバー氏は木陰で休んでいたので、そのまま出発となった。
フマユーン廟を出て、ラール・キラーかインド門へ向かうと思いきや、「ラール・キラーかインド門は今日はお祭りの日だから入れない」と言い出す(翌日のツアーのガイドによれば事実らしい)。そして、国立博物館に行かないかと言う。但し、入場料は自己負担...。外は暑いから病気になったら心配だなどとも言う...。ふざけている。文句を言おうとも、自分の語学能力だと...。そこで、クトゥブ・ミーナールへ行けと言うと遠いと言う。でも、そもそもツアーの内容に含まれているものなので、とにかくクトゥブ・ミーナールへ行けと言い張る。
車は渋々(?)クトゥブ・ミーナールへ向かう。その途中、何故なのかは分からないが路上の警官に車を止められそうになるや、ドライバー氏は警官から逃げるように暴走を始める。オイオイ...。そして、高級ぽそうなレストランの前に車を止めると、teaを飲んでこないかと言い出す。昼時でもあるし、まっ、いいか...。ここで、ビールとスパスタとミネラルウォーターを頼む。お勘定はRs810=¥1,620....。いくらビールを飲んでいてもRs810は高すぎる。日本にいても¥1,000を超えるランチを食べることはほとんどないのに...。恐るべし。
30~40分走って、クトゥブ・ミーナールへ着く。 高さ725mの塔が人目を引く。ここの入場料はフマユーン廟に入る前にドライバー氏から貰った(返してもらった)お金でまかなう。ここでもゆっくりゆっくり回って1時間ほど滞在して車に戻り、そしてニューデリーへ戻ることにする。帰りの車でドライバー氏は紅茶は好きかと聞いてくる。ハイハイ、どうせお土産屋に連れて行ってバックマージンでも貰うつもりでしょ。ということで、紅茶は好きじゃないとそっけなく答える。それでもしつこく食らいついてくるが、とにかく紅茶は好きじゃないと言うことで通す。そして、しばらくするとペーパークラフトの店に寄らないかと言ってくる。魂胆丸見えなんだよね...。ここでも興味なしで通すがそれでもしつこく言ってくる。さすがに腹が立って「Go to the hotel !」と怒鳴るがドライバー氏も「No ! Shopping !」などと切り返す。誰がshoppingするって言ったんだと心で毒づく。語学力があれば心ではなく口で言っていたところなんだが...。今回の件で自分の語学力のなさをあらためて痛切に感じる。そして、しばらくシカとしているとドライバー氏もあきらめたようでそのままホテルの近くまで車を着けた。そして、ノー天気に「Are
you happy ?」などと聞いてくる。アホかコイツ...、今日の自分の行動を省みればそんな質問はできないはずなのに...。そして私の答えは「Unhappy
!」。「Why ?」とドライバー氏、「You !」と切り返す私。そして車を降りようとしたとき「Tip !」とほざく。まったくおめでたいヤツだ。当然チップなど払うわけもない。
さすがに37℃の炎天下で体は汗でベタベタ。部屋に戻ると真っ先にシャワーを浴びる。しばらく部屋でゆっくりするも時間はまだ17時30分。そこで、散策に出かけることにする。
ニューデリー駅の周辺は開発が取り残された状況で、まさにスラムといっていい。商店街のある路地に入ると多くの人々が行き来しているが、一部舗装がされていなかったり路肩は工事中だったり...。そして独特の臭いと埃っぽさ...。
商店街を一通り散策してから、ニューデリー駅付近に戻る。そして、ローカルの人が使うような小さなレストランに入る。メニューはカレーしかない。今晩は3種類のカレーとライス、ナンそしてヨーグルトのセットRs240を頼む。味は意外といける。
夕食を終えホテルの部屋に戻る。しばらくすると、部屋の電話が鳴る。電話は翌日のアーグラーツアーのガイド氏であった。翌日の出発時間を7時から6時にしたいとのことであった。そして、就寝。
閑話休題、ここで専用車でのデリー1日のツアーを申し込む。入場料等込みでRs4,100。¥8,000とRs100で支払う。ちなみに、旅行会社の人は日本語がぺらぺら。
フマユーン廟 |
フマユーン廟 |
気を取り直し、フマユーン廟を見学する。しかし暑い...。この日の気温はは37℃。汗が滝のように流れる。ゆっくりゆっくりと回って1時間15分。時間はまだあるが、この暑さ...。とりあえず、駐車場に戻ってみるとドライバー氏は木陰で休んでいたので、そのまま出発となった。
フマユーン廟を出て、ラール・キラーかインド門へ向かうと思いきや、「ラール・キラーかインド門は今日はお祭りの日だから入れない」と言い出す(翌日のツアーのガイドによれば事実らしい)。そして、国立博物館に行かないかと言う。但し、入場料は自己負担...。外は暑いから病気になったら心配だなどとも言う...。ふざけている。文句を言おうとも、自分の語学能力だと...。そこで、クトゥブ・ミーナールへ行けと言うと遠いと言う。でも、そもそもツアーの内容に含まれているものなので、とにかくクトゥブ・ミーナールへ行けと言い張る。
車は渋々(?)クトゥブ・ミーナールへ向かう。その途中、何故なのかは分からないが路上の警官に車を止められそうになるや、ドライバー氏は警官から逃げるように暴走を始める。オイオイ...。そして、高級ぽそうなレストランの前に車を止めると、teaを飲んでこないかと言い出す。昼時でもあるし、まっ、いいか...。ここで、ビールとスパスタとミネラルウォーターを頼む。お勘定はRs810=¥1,620....。いくらビールを飲んでいてもRs810は高すぎる。日本にいても¥1,000を超えるランチを食べることはほとんどないのに...。恐るべし。
クトゥブ・ミーナール |
ニューデリー駅近辺 |
夕食のカレー |
ニューデリー駅の周辺は開発が取り残された状況で、まさにスラムといっていい。商店街のある路地に入ると多くの人々が行き来しているが、一部舗装がされていなかったり路肩は工事中だったり...。そして独特の臭いと埃っぽさ...。
商店街を一通り散策してから、ニューデリー駅付近に戻る。そして、ローカルの人が使うような小さなレストランに入る。メニューはカレーしかない。今晩は3種類のカレーとライス、ナンそしてヨーグルトのセットRs240を頼む。味は意外といける。
夕食を終えホテルの部屋に戻る。しばらくすると、部屋の電話が鳴る。電話は翌日のアーグラーツアーのガイド氏であった。翌日の出発時間を7時から6時にしたいとのことであった。そして、就寝。