その他
ブッダ・ガヤの大菩提寺
ブッダ・ガヤ概要
ブッダ・ガヤ(Buddha Gaya)は、仏陀が悟りを得た場所で、仏教における八大聖地の最高峰の場所である。ボード・ガヤ(Bodh Gaya)と表記されることもある。
仏陀は大きな菩提樹の下で瞑想し悟りを得たとされ、その菩提樹のそばには寺院が建てられ、今日も多くの参拝者が訪れる。
マハーボディ寺院(Mahabodhi Temple)-大菩提寺-
ブッダ・ガヤの大菩提寺として世界遺産に登録されている寺院である。
紀元前3世紀にアショカ王により建立されたが崩壊し、その後、2世紀に改修された。50mの大塔と彫刻が施された外壁が目を引く。
ブッダ・ガヤへの行き方
ブッダ・ガヤへ行くためには、先ず16kmはなれたガヤまで行かなければならない。ガヤへは鉄道を利用。デリーから15時間、コルカタから9時間。
ガヤ駅からブッダ・ガヤへはガヤ駅から2kmはなれたバススタンドからタクシーやリキシャで行く。
観光データ
無休
6:00~20:00
無料
スーリヤ寺院
スーリヤ寺院の概要
スーリヤ寺院(The Sun Temple)は、13世紀に建てられたヒンドゥー教寺院である。
当時この地を支配していた東ガンガー朝のナラスィンハ・デーヴァ王が、イスラム勢力との戦いに戦勝した記念に建設したもので、ヒンドゥー教寺院では珍しく、太陽神スーリヤを本尊とした寺院である。
スーリヤ寺院でメインとなるジャガモハン(Jagsmohan)と呼ばれる前殿は高さ40mの石造りのピラミッド形式の建物である。ジャガモハンの建つ基壇には計24個の車輪が刻まれているが、これは、太陽神スーリヤが乗る馬車をイメージしているものである。
前殿と同じ基壇にある本殿は、創建当時は60~70mの高さがあったとされるが、今日では崩壊していて当時をうかがうことはできない。
スーリヤ寺院への行き方
スーリヤ寺院はコナークラにある。コナークラ
観光データ
無休
6:00~20:00
Rs250
ダージリン・ヒマラヤ鉄道
ダージリン・ヒマラヤ鉄道の概要
ダージリン・ヒマラヤ鉄道(Darjiling Himalayan Railway)は、ダージリン地方を走る登山鉄道である。ダージリンは紅茶で有名であるが、インドの北東部西ベンガル州北部のダージリン地方で取れる紅茶のことを指すものである。
この地に鉄道を建設したのは、インドを植民地にしていたイギリスで、紅茶の輸送と避暑客の輸送が目的であったとされる。1879年に建設を開始し1881年に開業した。
1999年に世界遺産に登録され、2005年にニルギリ山岳鉄道が追加され「インドの山岳鉄道群」として拡大された。尚、2008年にはカールカー=シムラー鉄道が追加登録されている。
路線はニュー・ジャルパーイーグリー~ダージリンの88kmである。標高差は約2000mにおよび、また、軌道の幅は610mmのナローゲージであるため速度は遅い。
カジランガ国立公園
カジランガ国立公園の概要
カジランガ国立公園(Kziranga National Park)は、東西に約40km、南北に約13km、総面積約430k㎡の国立公園である。
インドサイの最大の生息地であり約35種の哺乳類が生息している。また、数多くの鳥類が生息しており、バードライフ・インターナショナル (BirdLife
International)により重要野鳥生息地に指定されている。
カジランガの起源は1905年6月1日にイギリス領インド帝国のジョージ・カーゾン提督がこの地をカジランガ提案保護林に指定したことから始まる。その後、指定地域の拡大され、1968年にアッサム州政府が国立公園として整備することを決めた。1985年には世界遺産としても登録されている。
マナス野生生物保護区 -危機遺産-
マナス野生生物保護区の概要
マナス野生生物保護区(Manas Wildlife Sanctuary)は、ブータンと接するインドのアッサム州にある国立公園で、総面積約360k㎡、緩衝地帯2837k㎡の規模である。
マナス野生生物保護区には絶滅危機にある虎、インドサイ、インド象など約20種が生息している。
1985年に世界遺産に登録されたが、1989年以降にこの周辺で少数民族とインド政府との間で紛争が起き、また、密猟者が横行したことから、1992年に「危機にさらされている世界遺産」のリストに登録されている。
シュンドルボン(スンダルバンス)
シュンドルボン(スンダルバンス)の概要
シュンドルボン(The Sundarbans)は、インドのベンガル州と隣国バングラデッシュにまたがるマングローブの群生地で、総面積は1,397km²で、緩衝地帯は1,255k㎡である。ヒンディー語ではスンダルバンス(Sundarbans National Park)と表記される。
ベンガル湾を望むデルタ地帯で、東西約250km、南北40~80kmに及ぶ大湿地帯となっており、マングローブが群生している。
ここには、ベンガルタイガー、ジャングルキャット、シカ、サル、マングース、ワニや鳥などが生息している。
隣接するバングラデシュ側のサンダーバンズとあわせ1987年に世界遺産に登録された。
入域には州政府の発行する許可証が必要。