インドひとり旅ガイド



 ムンバイ(ボンベイ)

ムンバイ市街

概要

jaipur ムンバイ(Mumbai)は、マハーラーシュトラ州の州都で、人口1366万人(2008年)に及ぶインド最大の都市であり世界都市でもある。
 ムンバイは1534年にポルトガルの植民地となり、ボンベイ(Bombay)と呼ばれるようになる。その後、1661年にイギリスの統治下に入り、ムンバイは綿花や綿織物の重要な貿易港として繁栄した。
 1995年に、英語での公式名称がボンベイからムンバイに改称されたが、これは、ボンベイと言われる以前から現地語のマラティー語で、ヒンドゥー教の女神ムンバを由来とする名称に戻したものと言える。

ムンバイへの行き方

空港
 ムンバイの空の玄関であるチャトラパティ・シヴァージー国際空港は数多くの国内線・国際線が就航している。日本からもエアー・インドと全日空が就航している。空港は市内中心部から35kmの場所にあり、市内へのアクセスはチケット制のプリペイドタクシーがポピュラーである。
鉄道
 インド北西部以外の長距離列車と近郊列車が発着するのが、チャトラパティ・シヴァージー・ターミナス駅である。デリーの一部やジャイプルなど北西部からの長距離列車と近郊列車の発着するのが、ムンバイ・セントラル駅である。 

ムンバイマップ


ムンバイ



 

チャトラパティ・シヴァージー・ターミナス駅  

チャトラパティ・シヴァージー・ターミナス駅の概要

 チャトラパティ・シヴァージー・ターミナス駅(Chhatrapati Shivaji Terminus R.S.)は、英国人フレデリック・ウィリアム・スティーヴンスの設計により、10年の歳月をかけ1887年に完成した駅舎である。その建築様式はゴシック建築様式で、壮麗で豪奢な建築物である。完成当初はイギリスヴィクトリア女王の治世だったことから「ヴィクトリア駅 (Victoria Terminus)」と名づけられた。1996年に現在の名前に改名されたが、その長い名称から、「CST」と略された呼ばれることが多い。
 2004年にその歴史的建物として世界遺産に登録されている。





エレファンタ島の石窟寺院 

エレファンタ島の概要

elephanta cave エレファンタ島(Elephanta Island)は、インド門から約10km、船で約1時間の位置にある島。この島は、16世紀にポルトガル人が上陸した際、巨大な象の石彫を発見して以来、エレファンタ島と呼ばれるようになった。元々は、ガーラープリー島と呼ばれていたものである。
 この島には6~8世紀に作られた7つのヒンドゥー教石窟寺院があり、全てにシヴァ神にまつわる彫刻が施されている。 

観光データ

 月曜日
 9:00~17:00
 Rs250+Rs5(入島税)
 エレファンタ島への船
 行きの船は9:00~14:30、帰りの最終便は17:00頃で、料金は往復でRs120。





インド門

インド門の概要

 インド門(Gateway of India)は、1924年に建立された高さ26mの巨大な門。インド皇帝の英国王ジョージ5世夫妻が1911年にこの地を訪れたことを記念したものである。
 以降、要人が訪れた際に歓迎式典を開催する場所として使われている。 








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