インドひとり旅ガイド



インドの気候

概要

インドの気候帯

概要

 インド亜大陸の大半を占めるインドは、様々な気候があるが、大別すると冬(1~2月)、夏(3~5月)、雨季(またはモンスーン6~9月)、モンスーン明け(10~12月)とすることができる。
 夏は、内陸部で40℃・海岸部で30℃・タール砂漠で45℃を超える暑さとなる。雨季は6月以降から入りインド全土に及ぶ。

気候区分の概略

ステップ気候
 ステップ気候の特徴は、乾季においては乾燥した晴天が続き、雨季にはある程度の雨が降るが、年間を通すと降雨量は少ない。
砂漠気候
 一年を通し降雨量が少なく、日照時間が長い。夏においては30℃以上にあることがほとんどであるが、夜間には気温が急激に低くなることがあり、気温差が激しい。
サバナ気候
 雨季と乾季がはっきりわかれ、夏季は湿った空気が流れ込み雨を多く降らせる。冬季は乾燥し雨はほとんど降らない。
熱帯モンスーン気候
 雨季はスコールのような雨が降り、乾季は木は枯れ下草になることがある。概ね乾季は低温少雨、暑季は高温、雨季は多雨である。
温帯夏雨気候
 温暖冬季少雨気候とも表記される。モンスーンの影響を受け年間降雨量は多い。雨季と乾季があるが明確にその季節が移るるのではなく、段階的に移っていく。
高山性ツンドラ気候
 ツンドラ気候はそもそも寒帯に属する気候で、一年の半分が氷雪に覆われ降雨量が少ない気候である。高山性ツンドラ気候は寒帯ではなく高山地帯でツンドラ気候の特徴を出している気候であり、標高が下がるにつれ氷雪に覆われる期間が少なくなっていく。





地域別

デリー

デリー気候 デリーは西の砂漠地帯と北のヒマラヤに接した内陸性気候で、西からの感想熱風により気温が上がるが、冬場においては北からの湿った冷たい風により気温は下がる。気候は3つに分類できる。
■9月下旬~3月:乾季
■4月~7月:暑季
■7月下旬~8月:雨季



ムンバイ

ムンバイ気候 ムンバイの気候は熱帯モンスーン気候に属し、1年を通じ30℃前後の気温である。インドの中で一番雨の多い地域でもある。気候は3つに分類できる。
■2月~5月:暑季
■6月~9月:雨季
■10月~1月:乾季




コルカタ

コルカタ気候 コルカタの気候は熱帯性モンスーン気候に属し、酷暑期は最低気温でも30℃あり、また最高気温が40℃にもなる一方、冬の最低気温が10℃前後まで下がることがある。気候は2つに分類できる
■6月~10月:雨季
■11月~5月:乾季




チェンナイ

チェンナイ気候 チェンナイは亜熱帯に属する。年間を通して最高気温が30度を下回ることはない。
■9月~12月:雨季
■4月~6月:暑季






出展:World Meteorological Organization








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